確かな学力、響く歌声、ふれあう探究心

輝く附中生のために

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 私は、昨年度に引き続き本年度PTA会長を務めさせていただきます稲垣と申します。どうか、よろしくお願い致します。

 さて、いよいよ今日から中学校生活が始まりました。小学校とは違って、学習内容も深く、放課後や休日には部活動があるなど、生活が大きく変わると思います。一日も早く学校生活に慣れ、有意義な毎日を過ごしてほしいと思います。
 また、附属中学校の三年間で、皆さんの体は見違えるように大きくなり、体力がつき、考える力ものびていきます。三年間というと長いようですが、あっという間の三年間であります。けれども、皆さんの将来を支える基礎となることは間違いありません。一日一日を大切にしてほしいと願っています。

 私は、今日のこのような機会があると、いつも皆さんの未来は光り輝いていますというお話をさせていただいております。そこで今日は光り輝くということについて、少し考えてみたいと思います。
 皆さんは、万有引力の法則を発見したニュートンという人の名前を聞いたことがあるかと思います。りんごが木から落ちるのを見て引力を発見したということで有名であります。その人はアイザック・ニュートンという名前で、1642年12月25日クリスマスの日にイギリスで生まれました。
 彼は、たくさんの研究や発見をしておりますが、中でも三つの偉大な発見をしたと言われております。一つ目は、皆さんも高校生になったら習うかと思いますが、微分・積分法の発見です。二つ目は、この宇宙間にあるあらゆる物体の間には引力という力が働いているという、万有引力の法則の発見。そして、三つ目に光と色の性質の発見です。
 私は、その三つ目の光と色の性質の法則に、大変興味を持ちました。私たちの目に映る太陽の光は無色透明です。ニュートンは、プリズムという三角形のガラスの道具を使って、太陽の光がたくさんの色の光が混ざり合ってできたものであるということを発見しました。つまり、赤や青や黄色などのたくさんの色の光が混ざり合うと無色透明な光になるということです。
 それと同じように、皆さんもこれからの中学校生活の中で、勉強すること、部活動をすること、生徒会活動に参加すること、みんなで合唱すること、友達と遊ぶことなど、いろいろなことを体験し、挑戦し、失敗し、そして感動することが自分自身の経験になります。そしてその経験一つ一つが、光の色と同じように混ざり合って、皆さんを無色透明にして光り輝かせてくれるのではないかと思います。
 ですから、経験することが多ければ多いほど、皆さんはより光り輝くと思います。素直な心とあふれる探求心をもって、失敗を恐れずに、いろんな事にチャレンジをして、無色透明な光のようにきらきらと輝いてください。

 新入生の保護者の皆様、本日はお子様のご入学、心からお祝い申し上げます。
 中学校時代は、人生のうちで最も多感な時期であり、何かとご苦労が多いかと存じますが、学校と連携し、保護者同士がお互いに協力して子育てにあたっていきましょう。
 子供達の大切な中学校生活を、少しでも有意義なものにするために、私たちPTAは知恵を出し、汗を流して行きたいと考えております。
 どうか、皆様のPTA活動への積極的な参加、そして後援会に対するご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、教職員の皆様、変化の激しい時代の流れと共に、子どもたちを取り巻く環境も大きく変化をしていると思います。実際の教育現場で日々様々な教育課題に取り組みながら、附属中学校としての教育研究にも力を注がれている皆様の使命と職責の重要性は大変大きいものだと認識しております。
  「社会に広がる学びの創造」の実践を目指して皆様のもてる力を存分に発揮していただき、職務に邁進して頂きますことを節にお願い申し上げまして、簡単ではございますが、お祝いの言葉とさせて頂きます。

平成21年4月8日  
上越教育大学附属中学校
PTA会長 稲垣 研二