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新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
私は、昨年度に引き続き本年度PTA会長を務めさせていただきます稲垣と申します。どうか、よろしくお願い致します。
さて、いよいよ今日から中学校生活が始まりました。小学校とは違って、学習内容も深く、放課後や休日には部活動があるなど、生活が大きく変わると思います。一日も早く学校生活に慣れ、有意義な毎日を過ごしてほしいと思います。
また、附属中学校の三年間で、皆さんの体は見違えるように大きくなり、体力がつき、考える力ものびていきます。三年間というと長いようですが、あっという間の三年間であります。けれども、皆さんの将来を支える基礎となることは間違いありません。その三年間を有意義に過ごすコツを一つだけお話ししたいと思います。
それは、勉強でも部活動でも趣味でも何でもいいですが、興味を持ったもの、またはやってみたいなあと思ったことを、毎日少しずつ集中してやるということです。短い時間でもいいので毎日続けるということがとても大切なことです。
はじめは難しく思えたり、成果を自覚できるようになるまで果てしなく長い道のりのような気がしても、毎日続けることによって、知らない間にグーンと力がついていることがあります。
そのように「小さく緩やかな成長」から「大きく急激な成長」に変化するポイントをティッピングポイントといいます。そのティッピングポイントを得るまで粘り強く頑張ってほしいと思います。
例えば、英単語を毎日十分程度少しずつ覚えることを三年間続けた場合とそれをしなかった場合との違いは、容易に想像することができると思います。しかし、毎日続けることによってある時点でティッピングポイントに達したとしたら、想像を遙かに超えた力がついているということがあるのです。
人間には潜在的にそういう可能性があります。
ですから、ティッピングポイントに少しでも早く近づく為にも、毎日続けるということが最も重要なことであり、三年間を有意義に過ごすコツになるのだと思います。
これは、二年生であっても三年生であっても遅いと言うことはありません。
思った時から直ぐにはじめることが大切です。継続は力になります。「あふれる探求心」を持っていろんなことにチャレンジしてください。
新入生の保護者の皆様、本日はお子様のご入学、心からお祝い申し上げます。
中学校時代は、人生のうちで最も多感な時期であり、何かとご苦労が多いかと存じますが、学校と連携し、保護者同士がお互いに協力して子育てにあたっていきましょう。
子供達の大切な中学校生活を、少しでも有意義なものにするために、私たちPTAは知恵を出し、汗を流して行きたいと考えております。
どうか、皆様のPTA活動への積極的な参加、そして後援会に対するご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、ご来賓の皆様。本日はご多用のところ、ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。
伝統ある附属中学校のために、今後とも相変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、教職員の皆様、変化の激しい時代の流れと共に、子どもたちを取り巻く環境も大きく変化をしていると思います。実際の教育現場で日々様々な教育課題に取り組みながら、附属中学校としての教育研究にも力を注がれている皆様の使命と職責の重要性を考えますと襟を正さずにはいられません。
「社会に広がる学びの創造」の実践を目指して皆様のもてる力を存分に発揮していただき、職務に邁進して頂きますことを節にお願い申し上げまして、簡単ではございますが、お祝いの言葉とさせて頂きます。
平成20年4月8日
上越教育大学附属中学校
PTA会長 稲垣 研二